<第一版>発行以来(1978年),利用され続けている“予防接種”の受け方
最新情報(2007年4月)を盛り込み,<第八版> 発行
小さいお子さんをもつ保護者,市町村長予防接種担当者,高齢者医療施設従事者,小児科医,予防接種に関係する皆さんに読んでいただきたいと思います。
予防接種を正しくじょうずに受けるための手引。
母親,保母,看護師,養護教員など子どものまわりにいる人々のために,予防接種の必要性,接種前後の注意,副反応,事故と救済などについてわかりやすく,ていねいに解説。
本書は,わかりやすい解説と手頃な価格が相まって,版を重ねるごとに,市町村における保健活動での採用が増えている。今や保健師必読の書となり,また看護学校生徒の教科書としての採用も多い。さらに,海外渡航者,特に子どもを連れていく人のために,海外の予防接種の状況,注意点などをまとめた。
■主要目次■
予防接種の目的と意義
ワクチンの働きと副反応
予防接種の歴史/定期予防接種/任意予防接種/B型肝炎母子感染防止事業
乳児期にかかりやすい感染症の発生状況
定期予防接種の接種年齢,接種回数と接種間隔/予防接種の通知/予防接種の記録
予防接種を受ける前の注意/予防接種を受けた後の注意/予防接種で健康被害が起こった時の救済制度
ワクチン別受け方(内容:流行と予防接種/受け方/接種を受けられない子ども/接種に際して注意が必要な子ども/接種を受けた後の注意/ワクチン/副反応)
子どもの予防接種
百日咳・ジフテリア・破傷風(DPTワクチン)/ポリオ/麻疹・風疹(MRワクチン)/おたふくかぜ/日本脳炎/結核/水痘
思春期・成人の予防接種
風疹/思春期以降のおたふくかぜ/ポリオの追加接種
高齢者の予防接種
インフルエンザの定期予防接種
全年齢層が受ける予防接種
インフルエンザ/肺炎(肺炎球菌感染症)/A型肝炎/B型肝炎/破傷風の単独接種
海外渡航時の予防接種
検疫に必要な予防接種
出国前に受けておきたい予防接種
子どもの予防接種-海外の状況
索引,用語解説
【関連図書】
『予防接種の手びき〈第13版〉』
