本体価格(税抜):
14,300
円
消費税:
1,430
円
商品コード:
ISBN978-4-87402-640-3
獣医臨床病理学
検査診断学,病態検査学などとよばれている獣医臨床病理学は,臨床検査を通じて種々の方法によって得られた生体の情報を基盤にし,1.診断に対する客観的根拠の明示,2.病態の的確な把握,3.障害の程度の確認,4.治療効果の的確な判断,5.予後の判定などをすることから,さまざまな点で獣医臨床と密接に結びついている。
獣医臨床教育の充実が切望されているなか,待望されていた本書は,獣医内科学,獣医臨床病理学の教科書として最適であるばかりでなく,臨床獣医師の実地診断にすぐに役立つ必携の一冊である。
■主要目次■
総論
血液および造血臓器:赤血球系/白血球系
血液化学成分:ヘモグロビンとポルフィリン/ビリルビン代謝関連物質/蛋白/蛋白代謝関連物質/糖質代謝関連物質/脂質代謝関連物質/酵素/微量元素/ビタミン/ホルモン/繁殖に関与するホルモン/水,電解質および酸塩基平衡
体液成分:脳脊髄液/関節液/消化液/腟液/腹水・胸水
各論
検査法:糞便検査/尿検査/血液検査/止血異常の検査/血液化学検査/免疫学的検査/微生物学的検査/細胞診・骨髄検査/電気生理学的検査
機能検査とその意義:胃・消化管機能/肝機能/膵外分泌機能/呼吸器機能/循環器機能/甲状腺機能/上皮小体機能/膵内分泌機能/副腎機能/性腺機能/止血・凝固機能/免疫機能/運動機能/腎機能