『新 獣医薬理学<第三版>』の改訂版。
基礎知識を簡潔にまとめ、わかりやすく示すという方針を受け継ぎ、重要な新薬も掲載して内容を整理。
獣医学教育モデル・コア・カリキュラムに対応し、各章に一般目標・到達目標・キーワード・演習問題を配置した。
■主要目次■
序章 薬と薬理学: 薬とは/薬に関係する学問
第1章 薬理作用: 作用の基本型式/作用の発現機構/薬の作用の強さと持続時間を変化させる要因
第2章 薬の体内動態: 薬の体内動態と薬理作用/生体内変化/薬の生体内での運命/特殊なバリアー/代謝の動物種差/排泄/乳汁移行/血中動態と主要なパラメーター/治療的薬物モニタリング
第3章 薬の有害作用: 有害作用の分類/動物種差
第4章 医薬品の基準と開発: 医薬品の基準と分類/医薬品情報/医薬品の開発/医薬品開発における動物実験
第5章 末梢神経系に作用する薬: 末梢神経系の分類と機能/局所麻酔薬/コリン作動薬および拮抗薬/アドレナリン作動薬およびその遮断薬/自律神経節に作用する薬/神経筋接合部遮断薬(筋弛緩薬)
第6章 中枢神経系に作用する薬: 中枢神経系と神経伝達物質/全身麻酔薬/鎮静薬/問題行動治療薬/抗痙攣薬/鎮痛薬
第7章 オータコイドとその拮抗薬: ヒスタミンとその拮抗薬/セロトニンとその拮抗薬/レニン-アンジオテンシン系とその拮抗薬/ブラジキニン/アラキドン酸代謝産物および関連薬/一酸化窒素およびその関連薬/その他のオータコイドおよびサイトカイン類
第8章 抗炎症薬: 非ステロイド系抗炎症薬/ステロイド系抗炎症薬/その他の抗炎症薬
第9章 循環・呼吸系に作用する薬: 心不全治療薬/抗不整脈薬/血管拡張薬/呼吸系に作用する薬
第10章 血液に作用する薬: 血液凝固促進薬/血液凝固抑制薬/抗貧血薬/血栓溶解薬
第11章 塩類代謝と腎機能に影響する薬: 塩類代謝作用薬/利尿薬
第12章 消化器機能に影響する薬: 消化管運動や吸収に影響する薬/抗潰瘍薬/制吐薬と催吐薬
第13章 ホルモン・抗ホルモン薬,ビタミン: ホルモンの分泌異常に用いられる治療薬/副腎皮質ホルモン/性ホルモンと子宮収縮に影響を与える薬/ビタミン
第14章 免疫機能に影響する薬: Tリンパ球に作用する薬/副腎皮質ホルモン
第15章 消毒薬
第16章 抗菌薬,抗ウイルス薬,生物学的製剤: 抗菌薬/抗真菌薬/抗ウイルス薬/生物学的製剤
第17章 抗腫瘍薬: 悪性腫瘍の発生メカニズム,がん関連遺伝子/抗腫瘍薬
第18章 駆虫薬: 駆虫薬について/抗蠕虫薬/抗原虫薬
第19章 殺虫薬: 殺虫薬/昆虫成長制御薬
第20章 中毒と中毒治療薬: 中毒/中毒治療薬
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